採点項目について(ビブラート&ロングトーン)

ビブラート&ロングトーンの項目説明

 

ビブラート&ロングトーンの項目の評価基準は

「ビブラートとロングトーンの、それぞれの上手さ”のみ”」

となっております。

その為、ビブラートやロングトーンの回数や時間などは関係なく、それぞれ1回ずつでも好評価を取る事が可能です。

 

ビブラートについて

ビブラートの上手さは、採点画面2ページ目のビブラートの所で確認できます。

(上写真の右下の項目)

◇が5個あるかと思いますが、◇1個で2点、1点だと四角の半分だけ埋まっている状態になります(写真の場合ビブラートは9点)。

 

ビブラートをかけた時間が合計で1秒未満の場合、ビブラートの評価が0点になってしまいます。最低でも1秒以上になる様にかけていきましょう。

 

また、ビブラートタイプには様々なものがありますが、必ずボックス型になる様に意識しましょう(ボックス型以外の物だと、点数が下がりやすいため)

ボックス型の中でもABC123までタイプがあります。

ABC波の速さ123波の深さをそれぞれ表しています。

速すぎたり浅すぎたりするビブラートは機械に感知され辛く、また聴いていてもあまりカッコ良く聞こえ辛い為、BかC2か3になると良いとされています。

安定してボックス型を狙えるようになったら、波の速さと深さにも意識を向けてみましょう(Aタイプの人はゆっくり、1タイプの人は深く掛けるように意識)。

 

あとは、どれだけビブラートが安定して掛けられているかで点数が変わります。

掛ける度に速さや深さが変わってしまうと減点されてしまう為、毎回同じビブラートが掛けられるように意識しましょう。

 

⇒ビブラートの練習法:ビブラートのやり方

 

ロングトーンについて

ロングトーンの上手さは、採点画面2ページ目のロングトーンの所で確認できます。

(写真の左中央の項目)

◇が5個あるかと思いますが、◇1個で2点、1点だと四角の半分だけ埋まっている状態になります(写真の場合ロングトーンは9点)。

 

ロングトーンの上手さでは、一定時間(1秒以上くらい)伸ばしているフレーズで

・音程の正確さ

・伸ばしの安定感(声揺れの無さ)

の2点を評価されます。

 

また、安定性の項目と同じくビブラートやしゃくり等のテクニックが入ると、その音はロングトーンの採点対象ではなくなります。

その為、ロングトーンをする場所をあらかじめ1~2か所決めておき(フレーズの最後を長く伸ばす場所がお勧め)、その音は可能な限り正確な音程で真っ直ぐ伸ばします。

 

この時、あまりロングトーンの場所を多くするとミスをする可能性が上がってしまうので、多くても2~3か所までにしておくと良いでしょう。

また、ロングトーンの点数の上げ方に関しては、「音程の合わせ方」や「安定性の上げ方」のコンテンツをそれぞれ参考にして頂ければ大丈夫です。

 

⇒ロングトーンの点数アップ:「音程の合わせ方」「安定性の上げ方」

 

ビブラート&ロングトーンの項目も100点満点で評価されますが、ビブラートもロングトーンもそれぞれ9点ずつ取れればほぼ満点(大抵99点)になります。

特にビブラートの点数が上げ辛いので、9点を目標に練習してみて下さい。