採点項目について(安定性)

安定性の項目説明

 

「安定性」という項目があります。

この項目の評価基準は

 

「伸ばしている声がどれだけ安定しているか(声揺れ・声ブレがないか)」

 

となっている様です。

そのため、歌唱中にいかに発声のブレを抑えられるかが大切になってきます。

 

具体的に、安定性の評価に関わるのは大体0.5秒以上くらい伸ばしている音です(音程バーが少し長めの所と思うと良いです)。

また「ビブラートやしゃくり等と言った表現をやった音に関しては、安定性の評価対象から外れる」というルールがあります。

その為、声を伸ばしている時ビブラートをかけられる所には全てビブラートをかけると安定性の評価を大きく伸ばすことが出来ます。

 

ただし、

 

・ビブラートが上手にかかっていない(ビブラートの上手さが8以上が好ましい)

・ビブラートが浅くて、機械に感知されない

・ビブラートをかけたつもりで無い所でビブラートマークが出た

 

などの場合は、逆に大きく安定性が減点されてしまいます(ビブラートでは無く単なる声揺れだと機械が判断してしまう為)。

その為、きちんとビブラートが習得できるようになるまでは無理にビブラートをかけず、出来るだけ声を真っ直ぐ伸ばせる様意識していくと良いです。

 

また、安定性の項目は点数アップとしてはあまり重要度の高い項目ではありませんが、歌唱力を見た時に発声の安定感が無いと非常に歌として完成度が低く感じられます

そのため、この項目はしっかりマスターしましょう。

 

⇒安定性の点数アップ:安定性の上げ方